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2008年8月17日 (日)

「塩の道」を歩く

暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
短い夏休みも終わり、再び長距離通勤で行きたくも無い東京に通ってます。コンクリートで、正しく「焼け付く」というような不快な暑さには閉口します。

今年の休みは、子供たちが部活やら何やら忙しく(遊んでもらえず)、またしても一人でということになりました。相変わらず人が多いところは嫌いなのと、ここのところ山の空気を吸っていなくて禁断症状が出ていたので、迷わず山歩き、それも人が押し寄せるような有名な山ではなく低山のトレッキングを選びました。
以前歩いた熊野古道は大変すばらしいものでしたので、続けて「古道」を歩こうと考え信州から糸魚川にかけてのフォッサマグナに沿った「塩の道」を歩くことにしました。
実は去年もここはトライしてますが、大雨に阻まれ追い返される羽目に会っており、そのリベンジも兼ねての挑戦です。
Rimg0184sRimg0189s ということで、昨年、一番の難所である大網峠を雨で越えられず断念した入り口にある山里の姫川温泉を起点にリベンジを果たすつもりで超ローカル線である大糸線の平岩駅に降り立ったのでした。


Dscf4429sRimg0197s平岩の駅前には酒屋(?)が一軒あるだけで、駅からは姫川温泉の宿が、逆に宿の窓からは、山間を縫って走る大糸線の鉄橋が見えます。




ところがすっとこどっこい、今年はずっと晴天に恵まれていたのになぜかこの計画の間だけ雨の様子。。。宿のおかみも同情顔でしたが、昨年のような土砂降りではないし行けるところまで行こう!と決意し、村営のバスで登山口の大網の集落まで向かったのでした。

Rimg0203sちょっと宿を紹介しましょう。温泉の泉質は、ナトリウム、カルシウム、炭酸水素塩、塩化物温泉ですが、若干硫黄の匂いがします。湯量は豊富で露天風呂があり、天気が良ければ山間の風景を楽しめます。
大きな登山口もなく、深い山間で要路はフォッサマグナの険しい谷筋の道と2時間に1本しかない大糸線だけが頼りの温泉宿ですので、良い温泉にも関わらずお盆前は殆ど宿泊客も有りません。
当日も、雨飾山から下ってきて迷い込んだ登山客が一人でした。

Rimg0226sRimg0222sさて翌日、予報どおりの本降りです。気分はめげますが、行ける所まで行ってみようと歩き出しました。登山道に入ると、まずはお地蔵様の列に会います。これからの山道でもいたる所にお地蔵様が供えられており、かつての難所であったことを示してます。

Rimg0235s 雨にめげつつも気を取り直して歩いていくと急坂どんどん下り、もはや戻るのもやっかいになってきます。降りきった所に横川の吊橋と呼ばれる小さな吊橋が架かってます。幅は小さいですが、谷底は雨で荒れ狂う渓流が流れており濡れてすべる踏み板が怖い~。
吊橋を渡ると一転上り坂に変わり、このまま大網峠まで急峻な登山道になります。雨が降っていることもあり、途中道が川筋のようになっている所があって不安になります。また、そもそも水場や滝、沼が多いのも特徴です。Rimg0244s
Rimg0263s_2 右は峠近くにある角間池と呼ばれる沼です。ちょっとオドロしいでしょう?

Rimg0270s途中、サルナシやマタタビがたわわに実っておりちょっと嬉しくなります。

Rimg0283s 峠を越えて暫く行くと、思いがけず拓けた休憩小屋に驚きます。ここでお湯を沸かしてお昼にしました。突然、軽装の団体が来てまたまた驚き。一転して興ざめだが、実はここは近くまで林道がきているとのこと。どうりで拓けている訳だ。

以下順番に、小川のせせらぎに沿った道と、突然現れた木橋。Rimg0286sRimg0285s

   








昔の茶屋の跡、山間から垣間見えるふもとの集落(日本海が遠望できます)

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茅葺屋根の塩の道博物館、集落にあちこち見受けられる大きな消火栓。

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大糸線「根知」の駅、大糸線の終点「糸魚川」にあるレンガの車庫。

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高い山ではありませんが、人里から遠く山間を縫ういにしえの道は、しばし下界の喧騒を忘れさせてくれます。あと、今年は昨年より少ないようでしたが、くれぐれも熊さんには出くわさないように気をつけてください。熊避けの鈴は忘れずに。

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